2017/05
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織り布を買いに。

もともと日本で唯一のケクチ語研究家だった渋下さん。

東京大学の大学院で文化人類学としてケクチ族を取材したり

されておられて、たまたまツイッターで知り合って以来、3回ほどこちらで

お会いしたりしています。

 

さて、彼が研究対象としていた小さな集落、サクシ チオ。

私たちの住んでいるチャメルコから15分のカルチャ、そこからさらに30分ほど

山奥に入った小さな集落です。ここの女性たちは布を織って細々生活して

いるのですが。

 

同じグアテマラでもカクチケル語圏になるソロラという場所に、長年

NPOのグアテマラ人の子供たちを援助する、青い空の会という団体を

率いている日本人女性がおられます。渋下さんから急に連絡があって、

「白石さんがそちらに行かれて、サクシ チオも見てみたい、ということなので

案内お願いできますか?」とのこと。

 

主人は渋下さんのお手伝いをちょろっとしてあげたりしたこともあるので

何回か行っているサクシ チオ。私は行ったことないから見てみたいなぁ。チャメルコの女性は織物作らないですからね。

 

というわけで、白石さんと、カメラマンの西田さんと、運転手のウィリアムさんの

車に私たちも同乗して出発。こんなに山の中だと思わなかったと、ガソリン

不足を恐れるウィリアムさんでしたが、無事到着しました。

 

DSC06755

 

直前に主人が連絡を入れておいたので、コミュニティセンターのようなものと

して使っている家に、女性たちが集合して待っていてくれています。

主人と私はケクチ語の通訳係。ほとんどの女性はケクチ語しか話せません。

 

DSC06757

 

実はソロラ方面、カクチケルのほうが織布技術は進んでいるというか、

ケクチ族の織り技術が大したことないというか、だから似たり寄ったりな

もの、白石さんが見たことのあるようなものしかないのですが(笑)。

 

DSC06758

 

ただ、カクチケルの方ではすでに機械化して作られる織りの種類があって、

それと同じ模様も、手で織りだしているのは感心しておられました。

こんなの。

 

 DSC06761

 

なぁるほどぉー、と見ておられる白石さん。でも彼女の目に留まった布が一枚。

ケクチの伝統衣装の上着の方、ウイピルの織りを使ったストール。

 

DSC06762

 

実は白石さんの援助で、グアテマラ人の女の子たちが布をバッグなどに作り上げて

それを白石さんが日本で売る、という活動もされておられます。

白石さんにとって、このケクチ族の透かし織り技術は初めてだったようです。

 

「面白いですねぇ、この布。いやあ、女の子たちに聞いて、こういう布でも

なにか作れるか相談してみたいなぁ」

 

西田さんはその様子をのんびり写真に撮っておられますが、到着がちょっと

遅くなってしまって、日が陰ってきたのであまり良い写真は撮れないとのこと。

まぁ、このサクシ チオは、写真家の西田さんを案内する仕事で白石さんが

アルタベラパス県に来られるついでに、彼女のほうが見たかった、ということで

予定に入った訪問、西田さんは大して興味はなかったご様子(笑)。

 

DSC06763

 

このストールがやっぱり一番興味があるようです、白石さん。

 

DSC06764

 

でもついでに何個かバッグなどをお買い上げ。女性たちにとっては

うれしい臨時収入です。

 

DSC06766

 

ソロラの巻きスカート伝統衣装の格好を見慣れているお二人、きっとこの

ギャザースカートにばふっとかぶったウイピルの姿は、面白い光景だったの

ではないでしょうか(笑)。みんな名残惜しそうにお別れ。

 

DSC06767

 

というわけで、その後白石さんからも特に連絡がないと言うことは、

ケクチ式の透かし織りの布はやっぱり加工に難しい、と言うことで却下に

なったんでしょうか。分からないですけれど、まあこれをきっかけに、

あの透かし織りができない、という若い人たちも、年配の人たちから

教えてもらおう、なんていう気分になったようなので、それはひとつ、

悪くなかったんじゃぁ、ないでしょうかねー。

 

というわけで、渋下さん、次回いつグアテマラに来られるのかなあ。

サクシ チオのみなさん待っておられますよ。

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No title
こちらのブログ、実は大変ご無沙汰しておりましたww 海の向こうの現実に目を向けるか、と最近ようやく思い立ちつつあります。まずは、自分のブログもどうにかしなくては。


自己紹介
中米グアテマラ生活5年半、アルタベラパス県サンフアンチャメルコ市で マヤ系ケクチ語をのんびり習得中。ケクチ語って日本ではほとんど有名ではありませんが。日常生活を日記風にお届け グアテマラのゆるーい風をお楽しみくださいね。ときどきカエル目線で日常のちょっとした様子をお伝えします。

ChamelcoKerori

ケロリってだぁれ?
今年で12歳のカエル(♂)です。いろんなところにお友達を持っています。ちょっと泣き虫で、こわがりさん、高所恐怖症。言葉の最後にケロがつくのが特徴です。よくお気に入りのネコアップリケ付きタオルケットを引きずっています。よろしくケロケロ!
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